遺品整理でよくあるトラブル4選！トラブルを未然に防ぐコツも紹介！

遺品整理をスムーズに進めたい場合は、業者の力を借りるのがおすすめです。ただ、全国には遺品整理に対応している業者がたくさんあり、中には悪質な業者も存在しています。

悪質な業者に依頼してしまうと、トラブルに巻き込まれる可能性が高くなりますので注意が必要です。
そこでこの記事では、遺品整理でよくあるトラブルと回避策について、詳しく解説していきます。

遺品整理でよくあるトラブル4選

では早速、遺品整理でよくあるトラブルについて詳しく見ていきましょう。

高額な費用を追加請求された

遺品整理でよくあるのが、高額な費用を追加請求されたというケースです。

様々な理由をつけて、見積もりになかった費用を請求したり、あえて見積額を安くしておいて、後から高額な費用を請求したりする悪質な業者も一部存在しています。

価値のある品を盗まれた

遺品整理では、価値のある品物が出てくることもあります。

このような品物は、通常買い取りに出したり、遺族が引き取ったりすることが多いのですが、中には価値のある品物をこっそり盗む業者もいるのです。

もちろん、盗みを働く業者はごくわずかですが、このような業者も一部存在しているため、信頼できる業者を慎重に探していかなければなりません。

遺品を勝手に処分された

遺品整理では、捨ててはいけないものが出てくることもあります。
例えば、

キャッシュカード
通帳
印鑑
権利書

などです。

ほとんどの遺品整理業者は、捨てていいものと悪いものを熟知しているため、正確に仕分けをしてくれます。
ただ、稀に業者のミスによって、取っておかなければならないものを処分されてしまうこともありますので注意が必要です。

無理やり買い取りさせられた

遺品整理業者の中には、買い取りに対応しているところもあります。非常に便利なサービスではありますが、中には価値のあるものを無理やり買い取りしようとするところもあるのです。
当然ですが、遺品の買い取りは遺族の承諾がないと行えません。
何の承諾もなしに買い取りを行うことは不可能ですので、絶対に買い取りに出したくないという場合はその意思をしっかりと伝えましょう。

遺品整理におけるトラブルを回避するコツ

では次に、遺品整理におけるトラブルを回避するコツについて詳しく解説していきます。

見積もりをしっかりと確認する

遺品整理における金銭トラブルを回避するためには、見積もりをしっかりと確認することが大切です。
何にどれくらいの費用がかかっているのかを事前に把握しておくことによって、金銭トラブルを回避しやすくなります。
中には、一式という見積もりを出してくる業者もありますが、これでは何にどれくらいの費用がかかっているのかわからないため、細かな見積もりを出してもらいましょう。

必ず相見積もりを取る

遺品整理を業者に依頼する際は、必ず相見積もりを取りましょう。
なぜなら、業者によって費用が大きく異なるからです。
相場は存在していますが、全ての業者が一律料金で対応しているわけではないため、最低でも3社から見積もりを取り、費用を比較することをおすすめします。

追加請求の有無や金額を確認しておく

追加請求のトラブルを回避するためには、契約前に追加請求の有無や、追加費用が発生する条件などを確認しておくことが大切です。
そうすることによって、想定していなかった費用を請求されるというようなトラブルを回避しやすくなります。

業者選びを慎重に行う

基本的なことではありますが、遺品整理は、実績と信頼のある優良業者に依頼しなければなりません。
ほとんどの遺品整理業者は、顧客最優先の優良業者ですが、一部悪質な業者も存在しています。

このような業者に引っかからないためにも、実績や対応の質などを確認しながら、慎重に業者選びを行いましょう。

トラブルに繋がりやすい悪質遺品整理業者の特徴

では次に、トラブルに繋がりやすい悪質遺品整理業者の特徴をいくつか紹介していきます。

料金が安すぎる

料金が相場と比べてはるかに安い業者は、トラブルに繋がる可能性が高いです。というのも、遺品整理にはある程度のコストがかかりますし、業者も利益を得る必要がありますので、激安価格で対応するのが難しくなります。

それにもかかわらず、相場よりもはるかに安い金額で請け負っているということは、何かしら裏がある可能性が高いです。場合によっては、作業完了後にあれこれ理由をつけて追加費用を請求してくることもありますので、費用だけで依頼する業者を決めないようにしましょう。

細かな見積もりを出してくれない

細かな見積もりを出してくれない業者も、悪質業者である可能性が高いです。
「一式」というような曖昧な見積もりでは、何にどれくらいの費用がかかっているか把握できません。
このような点を逆手に取り、作業完了後に高額請求をしてくる業者もあるのです。

曖昧な見積もりを出してきた業者に対して、再度細かな見積もりを出すよう依頼することもできますが、そもそも曖昧な見積もりを最初の段階で提出してくる業者は、お世辞にも質が高いとはいえませんので、依頼や相談を見送った方がいいかもしれません。

情報を公開していない

ホームページで情報を公開していない業者は、候補から外した方が良いです。近年では、ホームページが会社の名刺代わりとなっており、遺品整理業者に限らず、何らかの事業を展開している企業や団体は少なからず自社ホームページを持っています。
ホームページを持っていない、あるいはホームページ上で自社の情報を公開していない業者は、自社の情報を表に出せない理由がある可能性が非常に高いため、別の業者を探した方が良いでしょう。